PHOTO POEM

　2007年賀状

　魂の歌をうたおう(2004年賀状)

　明ける空(2003年賀状)

　風花の舞う(2002年賀状)

　初めての朝(2001年賀状)

　金色に染まる空(2000年賀状)

　ときにあなたの温もり(99年賀状)26Ｋ

　春の日に(98年賀状)/34Ｋ

　あなた　/43Ｋ

　見知らぬ花(抜粋)/51Ｋ

　生まれる時(年賀状)/43Ｋ

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SONG

　秘っそりと咲く　 　生まれている　 　陽に光る　 　どこにもいない　 　いつの日も　 　ここに居る者は　 　したい事と　 　忘れているもの　 　たった今　 　触れる響き　 　何も恐がることはないよ　 　真っさらに　 　新緑に染まる大地　 　待ちに待った　 　もう春が　 　朝の光　 　ゆっくり　 　そう　 　雨が　 　昇る朝日　 　久しぶり　 　小春日和に　 　深く溜息をつく　 　満ちてゆく光　 　何もしないでいたら　 　本当のところは　 　沈黙と　 　何もない歓び　 　そして待つ　 　いつもここから　 　なにもなく　 　本当に普通のこと　 　いつも歩く道　 　生きている宝　 　何気なく開いた手に　 　いつも崖淵で在りたい　 　川は流れ　 　待っても来ないときは　 　ダンス　 　爆発　 　隠せない　 　広がって　 　秘めた光　 　雪　 　形のないもの　 　待つ　 　黄金の地　 　声明　 　生まれる時　 　白雲木　 　微かに　 　花と水と光と　 　春一番　 　開け放つ　 　蕾　 　幼子　 　天とう虫　 　花は咲く　 　真実の火　 　風よ吹け　 　始発電車　 　どんな時も　 　忘れていたもの　 　満ちる　 　時の夢　 　初めての秋　 　生まれたばかり　 　誰もいない　 　その中の花　 　沈黙の降る日　 　見知らぬ花　 　「わっ」　 　精霊　 　目を開けるとき　 　セレブレーション　 　あなたの歩幅　 　どんぐり拾い　 　夏の雨　 　友よ　 　はじけ飛ぶ　 　四季　 　そっと　 　風に吹かれて　 　触れてみる　 　風は秘かに　 　春の風　 　花の音　 　始まりの中　 　甘露　 　一杯　 　だから　 　手紙　 　独り立つ　 　静寂　 　こんこんと　 　ひとつ